2016/03/06
玄関の壁面とWCの壁面の仕上げ材の検討を始めた。
最初は珪藻頁岩の塗り壁にしようと思ったが、
今回の張る面は合板下地。そこに対応しやすい和紙を選択。
小社の商品として取り扱いをしている、創る和紙職人ハタノワタルさんの和紙を検討中。
ハタノさんと電話で張る場所の説明と、お勧めの和紙の色や質感、サイズを確認して
今日はその割り付けを具体的に落とし込んだ。
玄関は1030mm×670mm の白色を基調とした感じ。
WCは970mm×610mm の藍色の感じ。
基本的に和紙は4隅に糊を打ち袋張りにして20ミリ位重ね合わせて貼りつけて行くのだが、
ハタノワタルさんの和紙は糊はべた塗りでOK。
和紙は強度がとてもあり、以前土壁としっくい仕上げの蔵の内壁の補修で使用した事がある。
太鼓のように表面がパンパンに張り、土の崩れを防いでくれた。
WCへ使用する和紙は撥水性が高く、メンテナンスも容易。
木工事で下地が出来次第、貼りつけて行こうと思う。
一流の職人さんが生み出す材料を、使用する喜びと緊張感がとても楽しみです。